

スピカの住んでる町の人は、カレーが好き。もちろん、日本国中みんなカレーが好きなんだけれど、ここの町の人は本当にカレー好き。特に冬。それはなぜか?答え→買出しに出かけられなくなるから。冬になって吹雪いて買出しに出かけられない時に、家にじゃがいもと人参とたまねぎなら常にある。よかった。じゃあ今日はカレーを作ろう。と、こうなるそうなんです。ほんとかいな、と私も思ってました。カレーがあるさ、と今は実感してます。
ところで下川町のアイスキャンドルフェスティバルへ出かけた時に、名寄にも立ち寄りました。名寄は内陸やや北よりにある寒い町。その時に食べた名寄のとてもおいしいお店二軒。
一つはカレーの「北緯45度」さん。写真のようにカツカレーがおすすめ。懐かしい感じの喫茶店に入り、「カツカレーお願い」と頼んだところ、おばさんがキッチンでなにやらがさごそしてると思ったら、レンジの「チン!」という音が響きわたる。(えーっ!冷凍のカツをチンして載せてるのー!いやん)と、心の中で叫んだら、その後肉を叩く音や油で揚げるいい音がしてきました。すみません、冷凍のお肉をチンしていたんですね。と心の中で謝っていると、メガネの奥の目が優しい奥さんがカツカレーとサラダを運んできてくださる。これがなんというか、シンプルだけど奥深い味。地道にがんばってますという感じのきちんとした味でした。食後のコーヒーが秀逸。マンガがたくさん置いてあって、いつまでも粘っていられそうな正しい喫茶店の居心地の良さ。外に出ると、さっき店で和んでいたおじさんが必死に雪かき。覗き込んでいるのは融雪溝です。ここに雪を放り込んで溶かす仕組みです。北海道は雪との戦い。雪をどうやって投げる(捨てる)かが、一番の悩み。この日は翌日に列車が止まるほどの大雪。投げても投げても雪が積もったことでしょう。
おいしいお店もう一軒は「鳥仲」。ここの焼き鳥が一本なんと50円。なのに味はバツグン。大きさも充分。今まで食べた焼き鳥で一番安くておいしいと思った。食べたときは分からなかったけれど(情けない)、後で調べたら、鳥のいろんな部分(肉、皮、もつなど)が一つの串に刺してあるんだって。えー?たしかに肉にしちゃあ歯ごたえがあるなあと思ったりして食べてたけど、一本でいろんな部分だったなんて……。うーん、もう一度名寄へ行って挑戦したいなあ。それくらいおいしかった。
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